旭川女子中学生いじめ凍死事件:廣瀬爽彩(さあや)さん

旭川いじめ事件で教頭が守りたいのは「加害者の未来か自分の未来か」発言から見える背景とは

旭川いじめ事件 教頭発言

旭川いじめ事件で廣瀬爽彩さんが亡くなり、学校側は何もしてくれなかったと母親が証言しています。

教頭はさあやさんの母親に色々な発言をしており、結局のところ自分自身を守るための発言ではないかと思っています。

旭川いじめ事件で教頭の発言から見える背景をまとめました。

旭川いじめ事件での教頭発言①「いじめが本当なら指導しないといけないので」

引用元:Yahooニュース

廣瀬さあやさんが旭川の中学校でいじめられていたときの教頭が中山岳と言われています。母親の証言では、爽彩さんがいじめられているのではないかと学校に何度も相談しているそうです。

教頭は「いじめが本当なら指導しないといけないので」「写真を撮らせてください。全て調査します。」と答えます。しかし、進展もなく学校側は何も対応をしてくれませんでした。

そのとき教頭は何を考えていたのでしょうか。いじめの事実は把握していたけど、加害者は未来がある子供たち。私が守らなければ誰が守るのか。それともたくさんの人数の子供を抱えていて、一人一人寄り添う時間なんてない、他に業務がたくさんある。こう考えていたのでしょうか。

始めは事が大きくならない、そう思っていたのでしょう。しかし、警察が動くまで大事になります。

旭川いじめ事件での教頭発言②「いたずらが過ぎただけ」

一人でいじめに耐えていたさあやさんですが、遂に自〇未遂事件にまで発展します。これには警察も出動しており、いじめの事実を警察も知ることになります。逃れられない教頭から出た発言はこうでした。

「いたずらが行き過ぎただけで、悪意はなかった」「加害者にも未来があるんです」

このときは既にいじめの内容がほとんどわかっている状況でした。教頭も内容を全て把握したうえで出た発言です。「悪意はなかった」こう言うしかなかったんです。自〇未遂にまで発展してしまったのでここでいじめを認めてしまうと、「どうして初めに相談したときにもっと調査しなかったのか」などと攻められてしまいます。

これは教頭一人で決めた発言ではないかもしれません。上からの見えない圧力で、いじめがあったことは認めつつ【いたずら】という表現で事を大きくしないようにしたということです。

そして教頭の発言は止まりません。

旭川いじめ事件での教頭発言③「1人の被害者より加害者10人の未来の方が大切」

引用元:Yahooニュース

廣瀬爽彩さんの母親の手記によると、教頭はこうも発言しています。

「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください」

子供の未来を考えた発言をしています。しかしどうでしょうか。本当に子供の未来を考えているのであれば、まずは被害者の子供を救う。そして加害者の子供にも罰を与えることによって更生できる方向に支援してあげるのが本当に子供の未来を考えた教師ではないでしょうか。

「加害者と被害者の未来どっちが大切ですか」という教頭の発言は、教頭自身の未来が大切と言っているように聞こえます。そして私の未来をつぶさないでと。

中山岳は爽彩さんのいじめ発覚後も教頭として働く

中山教頭は廣瀬さあやさんのいじめ発覚後も変わらず教頭として働いています。それもそのはずです。爽彩さんのいじめが発覚した後も学校側は何も問題になっていないため、移動やクビにはなりません。

いじめに対する保護者会にもちゃんと参加してコメントもしています。そのとき保護者からたくさん怒号も浴びせられました。

それでも残る理由はなんのでしょうか。

教頭が辞職しないのは家族のため

教頭は管理職のため給料も普通の公務員に比べていいはず。そしてもう少し我慢したら校長という役職につける可能性もあります。 教頭となっている以上、結構な年齢でしょう。 定年退職も後数年なはずです。そこまではどうにか辞めたくはないですよね。

そして教頭にも家族がいておかしくありません。家族を守るために働かなければいけない、いくら誹謗中傷されても辞めるわけにはいかないと強い意志があるのかもしれません。そうでもしないとここまで公になっているのにメンタルが持たないと思います。

どこから狂ってしまったのか。一番始めにさあやさんの母親から相談されたときに対応しておくべきだったと、今では後悔しているかもしれません。後悔したところで爽彩さんが戻ってくる訳ではないですが。

旭川いじめ事件で教頭が守りたいのは自分や家族の未来

結局のところ教頭は旭川いじめ事件で一番何を守りたかったのか。

それは、被害者のさあやさんでもなく、加害者の10人の子供でもなく、家族でもなく、自分自身です。教頭も普通の人間です。人間は自分が一番可愛い。自然と守ってしまうものです。

廣瀬さあやさんのいじめの加害者も内心では止めたい気持ちがあった子もいるかもしれません。しかし、いじめを止めたら次は自分が標的にされる。それが怖いで自分を守ってしまう。そういうものなのです。

自分自身を後回しにできる人は数少ないです。ですが、いざというときに一つの選択で救える命がある。それをできる大人はこの世界に何人いるでしょうか。

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